ホピ族のベテランアーティストのベネット(Bennett Kagenvema)氏の作品です。
糸ノコを上手く使いまた刻みを入れて、白、銀、黒の3色をシルバーのみで表現しています。糸ノコでここまで絵画?みたいな作品を作れる技術を持ったアーティストはホピの中でもベネットが群を抜いています。
ホピの神話の世界を6体のカチーナを用いて表している芸術的なバングルです。
キバ(ホピの祭壇)からハシゴがでており、ハシゴを中心に夜空の下でダンスを踊るカチーナの様子が描かれており、まさに絵画が一つのバングルの中に描かれています。
*サイズは余り変える事をお勧めしませんが、多少開口部を広げたり縮めたりできます。基本的には男性で腕回りの中〜太めの方サイズです。
ホピ族のオーバーレイ技法の説明:【この作品はホピ族の得意とするオーバーレイ技法により作られています。オーバーレイとは元々2枚のシルバー板の上の部分【模様になる部分】を糸ノコで丁寧に切り取り、それを又張り合わせて凹凸を作りあげる方法です。黒く見える部分は下のシルバー板の部分ですが、その部分にもタガネで丁寧に刻みを入れ込みます。とても手の込んだ作業で、熟練の職人でないと綺麗な模様を作り上げることは出来ません。】